セルフホワイトニングと歯科医院でのホワイトニングの違い
歯のホワイトニングには、セルフホワイトニングと歯科医院でのホワイトニングの2種類があります。それぞれの特徴や違いを理解し、自分に合った方法を選びましょう。
セルフホワイトニングとは?
セルフホワイトニングは、医療機関ではなくホワイトニングサロンで行われる方法です。サロンのスタッフから器具の使い方や施術方法の説明を受けますが、実際にホワイトニングを行うのは自分自身です。
特徴
• 1回あたり2,000円~5,000円と比較的安価
• 医療行為ではないため、歯科医師や歯科衛生士は関与しない
• 歯の表面の汚れを落とすことが目的
費用を抑えて気軽に試せる点が魅力ですが、歯科医院でのホワイトニングとは大きく異なります。
セルフホワイトニングのデメリット3選
1. 効果を感じにくい
セルフホワイトニングでは、過酸化水素や過酸化尿素といった漂白成分を使用できません。そのため、歯の表面の汚れは落とせても、内部の黄ばみを改善する効果は期待しにくく、何度も施術を重ねる必要があります。
2. ムラになりやすい
セルフホワイトニングは自分で施術を行うため、薬剤の塗布が均一にならないことがあります。特に、神経のない歯や人工歯はホワイトニング効果が出にくく、仕上がりにムラが生じることもあります。
3. 口内の状態を把握できない
歯科医院でのホワイトニングでは、事前に虫歯や歯周病のチェックを行いますが、セルフホワイトニングでは口内の健康状態を確認することはできません。虫歯がある状態でホワイトニングを行うと、効果が得られにくいだけでなく、トラブルの原因になる可能性もあります。
歯科医院で行うホワイトニングの種類3選
1. ホームホワイトニング
歯科医院でマウスピースを作成し、処方された薬剤を使って自宅で行うホワイトニングです。
特徴
• 2週間程度かけてじっくり白くする
• 透明感のある仕上がり
• 費用相場:15,000円~50,000円
2. オフィスホワイトニング
歯科医師や歯科衛生士が施術するホワイトニングで、高濃度の薬剤を使用できるため、短期間で効果を実感しやすい方法です。
特徴
• 1回の施術で効果を感じやすい
• 色戻りしやすいため、3~6ヵ月ごとのメンテナンスが必要
• 費用相場:10,000円~70,000円
3. デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。即効性と持続性を両立できるため、より高いホワイトニング効果を求める方におすすめです。
特徴
• 短期間で白さを実感
• 効果が長持ちしやすい
• 費用相場:50,000円~80,000円