コンポジットレジン治療とは？保険は使えるの？

コンポジットレジンとは、虫歯を削った部分や歯が欠けてしまったところに樹脂製のコンポジットレジンを詰め、光で固める治療法です。
削る部分が少ないことや、直接コンポジットレジンを充填していくため型を採る必要がないこと、仕上がりが白色なので周りの歯となじみやすいことなどが特徴です。
以前のコンポジットレジンの強度は現在に比べて低かったこともあり、使用できるケースが限られていました。しかし、研究や開発が進み、今ではよく行われる治療法のひとつとなっています。

このように利点が多いコンポジットレジンですが、保険が適用されることもあるため、費用の負担が少なく治療が受けられます。歯の色や溝の形状など、審美的にそんなにこだわらないのであれば、保険範囲内の料金で、かつ短時間で白い歯に修復が可能です。

ただ、金属やセラミックのインレー（詰め物）と比較した場合、強度の面で劣るので、歯の状態や場所によっては他の治療法をおすすめすることがあります。

自費のコンポジットレジン治療

コンポジットレジン治療には、前の項目で記載した保険適用のもの以外に、自費診療のものもあります。そもそも、コンポジットレジンは歯科技工所を通さず、歯科医師が直接歯の形を修復していく修復法です。そのため、通院期間は最短1日と短いのですが、歯の形を整えるチェアでの治療時間は長くなります。

治療時間を具体的に言うと、保険診療では一般的に1本15〜30分ほどで行うところを、自費診療では1〜1時間半ほどかけて仕上げていきます。虫歯の治療を行ったうえで、時間をかけて自然な色やしっかりした形に修復することは、見た目の美しさだけでなく、虫歯の再発を防ぐことに繋がります。何度も治療をくり返すより、初めに虫歯になったときに念入りに治療しておけば、その後の負担は軽くなります。

治療をしたいけれど銀歯にしたくない、治療期間を短くしたい、自費でのコンポジットレジン治療が気になるなど、虫歯や歯の欠け、再治療でお悩みの方は、どうぞお気軽に大阪市中央区・堺筋本町にあるやすみつ歯科クリニックへご相談ください。