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【コラム】ホワイトニングで白くなる歯と、白くならない歯

2025.10.03

ホワイトニングで白くなる歯、白くならない歯

歯のホワイトニングは、口元の美しさだけでなく、若々しさを取り戻す方法の一つです。しかし、すべての歯がホワイトニングで白くなるわけではありません。今回は、ホワイトニングの仕組みと、白くならない歯の理由について解説します。

ホワイトニングで歯が白くなる仕組み

歯が黄ばんで見える理由

歯の表面は「エナメル質」と呼ばれる透明な層で覆われ、その下には「象牙質」があります。この象牙質が加齢とともに黄色く変色し、それが透けて歯全体が黄ばんで見え、歯を白くすることは、口元の若々しさを取り戻すことにつながります。

ホワイトニングの効果とは?

ホワイトニングは、単に「漂白」するだけではありません。エナメル質の構造を変えて光を乱反射させ、象牙質の黄ばみを目立たなくする働きもあります。ホワイトニング剤がエナメル質の表面を滑らかにすることで、光が均一に反射し、より白く見えるのです。

ホワイトニングで白くならない歯とは?

① テトラサイクリンによる変色

幼少期に「テトラサイクリン系抗生物質」を服用すると、歯がグレーや黄色に変色することがあります。これは歯の内部にまで色素が浸透しているため、通常のホワイトニングでは効果が出にくいのです。

② 人工の被せ物や金属の影響

ホワイトニングは天然歯にしか作用しません。詰め物や被せ物(クラウン)は白くならず、金属の影響で黒ずんでいる歯もホワイトニングでは改善できません。被せ物の変色が気になる場合は、新しいものに交換する必要があります。

③ 神経が死んでしまった歯

事故や虫歯の進行によって歯の神経が死ぬと、歯は黒ずんできます。この場合、通常のホワイトニングでは白くなりません。特別な処置「ウォーキングブリーチ(歯の内部に薬剤を入れる方法)」を行うことで、ある程度の改善が可能です。ただし、この方法には歯がもろくなるリスクがあります。

④ ホワイトスポット(白い斑点)

歯の表面に「ホワイトスポット」と呼ばれる白い斑点がある場合、ホワイトニングの効果には個人差があります。場合によっては、ホワイトニングによってかえって目立ってしまうこともあります。このようなケースでは、別の治療法が適用されることもあります。

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