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【コラム】歯周病で歯を失ってしまったら・・・

2025.03.28

歯を失うことで起こる問題

• 隙間ができ、見た目が気になる
• 口元がくぼみ、老けた印象になる
• 歯の移動により噛み合わせが悪くなる
• 食事のしづらさが増す
• 発音が不明瞭になる

こうした問題を防ぐためにも、歯を失ったら適切な治療を受けることが大切です。ここでは、歯を補う3つの治療法についてご紹介します。

1. 義歯(入れ歯)

歯がない部分に、取り外しが可能な人工歯(義歯)を装着する方法です。
治療期間: 2~6回の通院(約1~3ヶ月)

メリット:

• 保険適用の義歯もあり、比較的安価
• 比較的短期間で治療可能
• 3本以上の歯を失った場合でも対応可能
• 保険・自費の選択肢が豊富

デメリット:

• 取り外して手入れが必要
• 両隣の歯に負担がかかる
• 噛む力が低下し、顔の筋肉が衰える可能性がある
• 慣れるまで調整が必要
• 顎の骨が痩せ、入れ歯が合わなくなることがある

2. ブリッジ

失った歯の両隣の歯を削り、連結した被せ物を装着する方法です。
治療期間: 3~5回の通院(約1~3ヶ月)

メリット:

• 固定式なので違和感が少なく、安定感がある
• 保険適用のものもあり、比較的安価
• 短期間で治療可能

デメリット:

• 両隣の健康な歯を削る必要がある
• 支える歯に負担がかかり、寿命が縮まる可能性がある
• 清掃が難しく、むし歯や歯周病のリスクが高まる

3. インプラント

顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する方法です。
治療期間: 6ヶ月~1年以上

メリット:

• 天然歯に近い見た目と噛み心地を得られる
• 周囲の歯に負担をかけない
• 顎の骨の維持ができ、顔の老化を防ぐ
• 噛み合わせが安定し、快適に食事ができる

デメリット:

• 手術が必要で、全身疾患がある場合は適用できない可能性がある
• 費用が高額
• 顎の骨の状態により適用できない場合がある
• 術後に痛みや腫れが出ることがある

歯を失った場合、どの治療法が最適かは人それぞれです。費用・期間・噛み心地・見た目など、何を重視するかによって選択肢は異なります。かかりつけの歯科医師とよく相談し、最適な治療を選びましょう。
また、治療が終わった後もメインテナンスが不可欠です。定期的な歯科検診と適切なセルフケアを行い、健康な口腔環境を維持しましょう。歯の健康は、美味しく食事を楽しみ、豊かな生活を送るための大切な要素です。

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