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【コラム】歯周病のセルフチェック

2025.01.21

あなたのお口、大丈夫ですか?歯肉や歯のサインを見逃さないために
日々の忙しさに追われると、歯や歯肉の健康は後回しになりがちです。でも、実は小さな変化が大きなトラブルの前兆であることもあります。このチェックリストをもとに、お口の状態をセルフチェックしてみてください。

歯と歯肉のセルフチェックリスト

1. 歯肉の色が赤い、もしくはどす黒い

健康な歯肉は淡いピンク色が特徴です。赤みが強い場合は炎症を、どす黒い場合は血行不良や喫煙の影響を示している可能性があります。

2. 歯と歯のあいだの歯肉が丸く、腫れぼったい

炎症により歯肉が腫れると、丸みを帯びたり、ぷっくりと腫れぼったくなることがあります。

3. 歯肉が、疲労時やストレスがかかっているときに腫れやすい

ストレスや免疫力の低下は、歯肉の健康にも影響します。普段は気にならない腫れが、疲れているときにひどくなる場合は要注意。

4. 歯肉が退縮して、歯と歯のあいだにすき間ができてきた

歯肉が痩せて下がると、歯と歯の間に隙間が生じます。この状態は歯周病の進行を示す可能性があります。

5. 歯が長く伸びてきた

歯肉の退縮により、歯根が露出して「歯が伸びたように見える」状態になります。これは歯周病の典型的な症状です。

6. 歯の表面を舌でさわるとザラザラする

歯の表面にプラークや歯石が付着している可能性があります。

7. 歯みがき時などに歯肉から出血しやすい

出血は歯肉の炎症や歯周病のサイン。「少し血が出るだけ」と放置せず、早めの受診を。

8. 起床時に口が苦く、ネバネバして気持ち悪い

夜間に唾液の分泌が減少することで、細菌が繁殖しやすくなります。口の不快感が続く場合は、歯周病の初期段階の可能性があります。

9. 歯肉を押すと白い膿がにじみ出てくる

これは歯周ポケットに炎症が起き、膿が溜まっている状態を示します。

10. 歯の動揺がある

歯周組織がダメージを受け、歯を支える力が弱まると、歯がぐらつくことがあります。

11. 歯と歯のあいだに食べ物が挟まりやすい

歯肉が下がったり、歯並びが変化することで、食べ物が詰まりやすくなる場合があります。これも歯周病のサインです。

12. 上顎の前歯が出てきた

歯周病が進行すると、歯を支える骨が減少し、歯が移動することがあります。

13. 人から口臭があると言われる

口臭は歯周病の重要な警告サインの一つです。特に歯肉炎や歯周病が原因の口臭は、早期に治療することで改善します。

このチェックリストで気になる項目があれば、ぜひ一度クリニックで相談してください。歯や歯肉の健康を守ることは、全身の健康にもつながります。

06-4793-0333

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