初めまして。
大阪市中央区・堺筋本町にあるやすみつ歯科クリニックの院長、安光崇洋です。
堺筋本町というオフィス街に位置しつつも、地域に密着して皆様のお口の健康を守る当院では、虫歯・歯周病からお口の病気予防、入れ歯治療、噛み合わせ治療、インプラント治療まで幅広い治療を行っております。
こちらのブログでは、当院についてより詳しく知っていただくために、またお口の健康に役立てていただくために様々な情報を発信していきます。
今回は“根管治療の痛み”についてです。
実際、根管治療は痛む?
根管治療と聞いて、多くの人は「痛そう」と感じるかもしれません。しかし、実際はどうなのでしょうか?今回は根管治療で痛みが起きるタイミング、その原因、そして対処法について解説します。
根管治療中に痛みが生じるケース
神経の取り残し
根管治療は、歯の神経を除去する治療です。しかし、歯の根管は非常に細かく複雑な形状をしており、すべての神経を除去するのは難しい場合があります。残った神経が刺激されると、痛みが生じる可能性があります。
膿の蓄積
「根尖性歯周炎」と呼ばれる状態で、歯の根の先に膿が溜まっている場合、根管治療中に痛みが生じることがあります。
根管治療直後の痛み
麻酔が切れる
治療時には麻酔が施されるため、痛みを感じにくいですが、その麻酔が切れた時に痛みが出ることがあります。
根管充填による痛み
神経を取り除いた後、根管内に薬剤を充填する際に痛みが生じることがあります。これは一時的なものであり、心配は不要です。
痛みが残る場合
歯周組織の炎症
感染がひどかった場合、治療が終わっても痛みが残ることがあります。
長期後の痛み
再感染
根管治療後に痛みが再発する場合、再感染の可能性が高いです。早めの対処が必要です。
歯根破折
治療によって弱った歯が割れてしまう可能性もあります。これが起きると、多くの場合、抜歯が必要です。
対処法
痛みが強い場合、または1週間以上続く場合は、早めに歯科クリニックを受診してください。何らかの違和感、痛みを感じた時は、できるだけお早めに大阪市中央区・堺筋本町にあるやすみつ歯科クリニックへご連絡ください。