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【コラム】親知らずの抜歯はした方がいいの?

初めまして。

大阪市中央区・堺筋本町にあるやすみつ歯科クリニックの院長、安光崇洋です。

堺筋本町というオフィス街に位置しつつも、地域に密着して皆様のお口の健康を守る当院では、虫歯・歯周病からお口の病気予防、入れ歯治療、噛み合わせ治療、インプラント治療まで幅広い治療を行っております。

こちらのブログでは、当院についてより詳しく知っていただくために、またお口の健康に役立てていただくために様々な情報を発信していきます。

今回は“親知らずの抜歯はした方が良いかどうか?”についてです。

親知らずとは?

親知らず(正式には第三大臼歯と言います)とは、前歯から数えて8番目に位置する歯で、通常、上下左右に4本存在します。この親知らずがどのように生えているかによって、抜歯の必要性も異なります。親知らずの生え方は大きく次の3つに分けられます。

まっすぐ生えているタイプ

最も理想的なのは、親知らずがまっすぐに生えているケースです。この場合、問題は起こりにくく、抜歯の必要はほとんどありません。

斜めに生えている・一部だけ見えているタイプ

このタイプはトラブルが起こりやすく、歯垢や汚れが溜まりやすいです。虫歯や歯周病のリスクが高まるだけでなく、口の内側を噛んで傷つける恐れもあります。

完全に埋まっているタイプ

このタイプは歯周病のリスクは低いですが、嚢胞(のうほう)という袋状の塊ができる可能性があります。嚢胞は手術での除去が必要な場合もあります。

抜歯が必要なケース

親知らずの抜歯が必要になる主なケースは、次の通りです。

虫歯や歯周病のリスクが高い

斜めに生えている親知らずは、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。一度治療をしても再発する可能性が高いため、抜歯を検討しましょう。

噛み合わせが悪い

対になる親知らずが存在しない場合、噛み合わせが悪くなる可能性があります。このような場合も、抜歯を考慮することが推奨されます。

矯正治療を予定している

親知らずが他の歯に圧力をかけて歯並びを乱す可能性があるため、矯正治療を受ける予定がある方は抜歯を検討する場合があります。

抜歯しなくても良いケース

すべての親知らずを抜歯する必要はありません。特に問題がない場合や、完全に埋まっている場合は抜歯の必要性は低いと言えます。

総合的な判断が重要

親知らずの抜歯は一概には言えません。それぞれのケースに応じて、適切に判断することになります。親知らずに関する症状でお困りでしたら、大阪市中央区・堺筋本町にあるやすみつ歯科クリニックへお気軽にご相談ください。