初めまして。
大阪市中央区・堺筋本町にあるやすみつ歯科クリニックの院長、安光崇洋です。
堺筋本町というオフィス街に位置しつつも、地域に密着して皆様のお口の健康を守る当院では、虫歯・歯周病からお口の病気予防、入れ歯治療、噛み合わせ治療、インプラント治療まで幅広い治療を行っております。
こちらのブログでは、当院についてより詳しく知っていただくために、またお口の健康に役立てていただくために様々な情報を発信していきます。
今回は“お子様の歯が黄ばんで見える理由”についてです。
歯の黄ばみは心配ない?
お子様の歯の黄ばみを気にする親御さんがいらっしゃいますが、そもそも子供の歯というのはすべて真っ白なわけではなく、元から少し黄色っぽい色をしている場合があります。
これは、歯の表面のエナメル質から内側にある黄色味を帯びた象牙質が透けて見えているだけで、歯の本来の色であるため、特に心配する必要はありません。
また、乳歯は青白い色味であることが多いものの、象牙質の厚みが増す永久歯は黄ばみのある色味をしています。
このため、お子様の歯が生え変わる際に、永久歯がまわりの乳歯より黄ばんで見えても不安に思うことはありません。
着色汚れや虫歯による黄ばみ
一方、お子様の歯の黄ばみが着色汚れ(ステイン)や虫歯によるものである場合は対策が必要になってきます。
例えば、チョコレートやケチャップなど色の濃い飲食物を好む場合は、歯の表面にステインがつきやすくなります。
また、虫歯の初期には歯のエナメル質が溶け出すことで歯が白く濁り、進行すると黒く変色してしまいます。
「虫歯かな?」と思われたら、早めに歯科クリニックを受診するようにしましょう。
歯の黄ばみの改善方法
歯の黄ばみ対策として、まずは食後できるだけ早く歯を磨くようにしましょう。
歯磨きができない場面では水で口をゆすいだり、ガムを噛んで唾液を出すことも有効です。
また、お子様の歯は保護者の方が仕上げ磨きを行い、磨き残しがないようにしてください。
歯科クリニックでは、スケーラーを使用した着色汚れ、歯垢、歯石の除去のほか、専用の器具と薬剤を使ったクリーニング、フッ素塗布などを行っています。
セルフケアでは着色汚れを取り除くのが難しいという方は、一度大阪市中央区・堺筋本町にあるやすみつ歯科クリニックにご相談ください。