初めまして。
大阪市中央区・堺筋本町にあるやすみつ歯科クリニックの院長、安光崇洋です。
堺筋本町というオフィス街に位置しつつも、地域に密着して皆様のお口の健康を守る当院では、虫歯・歯周病からお口の病気予防、入れ歯治療、噛み合わせ治療、インプラント治療まで幅広い治療を行っております。
こちらのブログでは、当院についてより詳しく知っていただくために、またお口の健康に役立てていただくために様々な情報を発信していきます。
今回は“サラサラ唾液”についてです。
唾液の性質による2パターンの違いとは?
普段意識することはあまりないかもしれませんが、唾液には実は2つの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
普段リラックスしている時に分泌される唾液はサラサラとした唾液で、別名漿液性唾液とも呼ばれています。
通常サラサラ唾液は、口腔内の細菌繁殖を抑制したり、食べ物の消化を助けたりする作用があり、健康なお口の状態を守るために役立っています。
一方、リラックス状態の反対、つまり緊張状態で分泌される唾液はネバネバとしていて、別名粘液性唾液として知られています。
このネバネバ唾液にも細菌の活動を抑制させる効果がありますが、ネバネバしているため口の中の水分量が少なくなり、口臭の原因にも繋がってしまうデメリットがあります。
サラサラ唾液を増やして口の健康を保とう
ネバネバ唾液とサラサラ唾液のどちらが口の中の状態として望ましいかと言うと、サラサラ唾液でいる状態の方が良い環境と言えます。
サラサラ唾液は副交感神経が優位になるリラックス状態で多く分泌されます。
できるだけストレスを我慢することなく、ポジティブシンキングでいることでサラサラ唾液を多く分泌させて口腔内を清涼に保つことが虫歯や口臭予防に大切なことです。
しかしこの唾液の分泌は自律神経による支配を受けるので、自分で変えることは難しいかもしれません。
もし口内がネバネバしてきたと感じたら、水分補給をして口内を乾燥させないようにすると口臭予防につながります。
ご自身の唾液について気になる点がある方は是非、大阪市中央区・堺筋本町にあるやすみつ歯科クリニックへご相談ください。