大阪市中央区・堺筋本町にあるやすみつ歯科クリニックの院長、安光崇洋です。
堺筋本町というオフィス街に位置しつつも、地域に密着して皆様のお口の健康を守る当院では、虫歯・歯周病からお口の病気予防、入れ歯治療、噛み合わせ治療、インプラント治療まで幅広い治療を行っております。
こちらのブログでは、当院についてより詳しく知っていただくために、またお口の健康に役立てていただくために様々な情報を発信していきます。
今回は、“インプラント後の口臭の原因・対策”についてです。
インプラントをしてから口臭が気になる?
インプラント治療を行った歯は、人工物のため虫歯になることがありません。
一見、歯に関連するトラブルから解放されたように感じる治療ですが、適切なケアをサボってしまうとトラブルに見舞われる可能性もあります。
インプラント後、よくご相談されることの1つに口臭問題があります。
では、どうして虫歯にならないのに口臭が強くなってしまうのでしょうか?
インプラント後の口臭の原因
インプラントを埋め込んだ箇所は、自然の歯と比べて、歯茎との隙間が大きく開いてしまいます。
そこに食べ物や汚れが溜まって、プラーク(歯垢)が生まれ、さらに石灰化して歯石に変化していきます。
このプラーク・歯石は細菌の温床となって、口臭の原因ガスを生み出しやすい環境を作り出していきます。
またインプラント周囲の歯茎では「歯根膜」「栄養血管」などのバリア機能が脆弱化し、自然の状態よりも炎症しやすい状態にあります。
インプラント周囲炎になると歯茎が化膿するため口臭がさらに強くなり、最悪の場合インプラント自体が脱落する危険も出てきます。
インプラント後の口臭対策は?
インプラント周囲炎、口臭を予防するためには適切なセルフケアを続けることが最も大切です。
・磨き残しがないようにブラッシングと併行してデンタルフロスを活用する
・定期的にプロケア(歯医者でのクリーニング)を受ける
など、適切なケアを積極的に行っていきましょう。
特に定期的に歯医者に通うことは、歯科病変の早期発見にもつながって現存する歯を長持ちさせることにもつながります。
まとめ
インプラント治療後の口臭は予防する事が可能です。
インプラント後の口臭を気にしなくても良いように、治療後は是非、大阪市中央区・堺筋本町にあるやすみつ歯科クリニックへ定期メンテナンスにお越しください。