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【コラム】睡眠時無呼吸症候群の歯科的な治療について

2023.05.03

初めまして。

大阪市中央区・堺筋本町にあるやすみつ歯科クリニックの院長、安光崇洋です。

堺筋本町というオフィス街に位置しつつも、地域に密着して皆様のお口の健康を守る当院では、虫歯・歯周病からお口の病気予防、入れ歯治療、噛み合わせ治療、インプラント治療まで幅広い治療を行っております。

こちらのブログでは、当院についてより詳しく知っていただくために、またお口の健康に役立てていただくために様々な情報を発信していきます。

今回は“睡眠時無呼吸症候群の歯科的な治療”についてです。

眠っているときに呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に無呼吸の状態をくり返す病気です。

「無呼吸」とは、睡眠中の呼吸が10秒以上止まっている場合のことであり、無呼吸ではないものの止まりそうになっている弱い呼吸のことを「低呼吸」と言います。

この無呼吸と低呼吸が1時間あたり平均して5回以上あり、日中に眠気、倦怠感といった症状がみられる場合に、睡眠時無呼吸症候群(SAS)であると診断されます。

また、睡眠時無呼吸症候群のほとんどが、上気道が狭くなり呼吸が止まってしまう閉塞性睡眠時無呼吸タイプ(OSA)であると言われており、睡眠時のいびき、呼吸が止まる、息苦しさを感じるなどの症状のほか、起きたときの口の渇きや頭痛、日中の眠気や疲労感などが生じると考えられています。

睡眠時無呼吸症候群への歯科的な治療とは?

睡眠時無呼吸症候群の治療法としては、狭くなっている気道を空気圧で広げるCPAP療法が一般的ですが、歯科装具(マウスピース)を使用する治療法もあります。

マウスピースを寝るときに装着し、上顎よりも下顎が前に出るようにして舌根を引き上げ、気道が閉塞するのを抑制するという方法で、中等症までの閉塞性睡眠時無呼吸タイプの方に対して比較的効果があらわれやすい治療法です。

下顎の位置をずらすため痛みや違和感が出る場合があり、位置を調整しつつ慣れていく必要がありますが、マウスピースであれば持ち運びもできるため、CPAP療法に比べて手軽に行えるというメリットがあります。

いびきや無呼吸を指摘されたら

いびきは、狭くなった気道を空気が出入りするため、周りの粘膜が振動して起こります。

眠っている間に起こるためご本人は気づきませんが、ご家族などからいびきや無呼吸を指摘された場合は、一度、いびき外来や睡眠外来を受診されることをおすすめします。

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