保険が適用される治療
顎関節症の治療は、多くの場合、健康保険が適用されるため、自己負担は3割程度で済みます。治療法によって費用は異なりますが、ほとんどのケースで保険診療が可能です。まずは歯科医院で診断を受け、適切な治療法を確認しましょう。
顎関節症の治療法と費用
症状の進行度や原因によって、治療方法や費用は異なります。以下に主な治療法とその費用の目安を紹介します。
マウスピース治療
就寝時などにマウスピースを装着し、顎関節や筋肉への負担を軽減します。患者さんに合ったものを作る必要がありますが、保険適用され、費用は約5000円です。
薬物療法
痛みや炎症が強い場合、鎮痛剤や筋弛緩剤を処方されることがあります。ストレスが原因の場合は抗不安薬が処方されることも。薬代は保険適用で、数百円から1000円程度です。
マッサージ・湿布療法
顎周りの筋肉の緊張をほぐすため、マッサージや温湿布、冷湿布を用いた治療もあります。保険適用され、湿布は数百円、マッサージは数千円程度です。
認知行動療法
歯ぎしりや食いしばりなどのクセを自覚し、改善するための指導を受ける治療法です。保険適用内で無料から数千円程度で受けられます。
運動療法
口を大きく開ける練習や顎の動きをスムーズにするトレーニングを行います。指導料として、無料~数千円程度の費用がかかります。
噛み合わせの調整
噛み合わせのズレが原因の場合、歯を削って調整することもあります。保険適用で数百円から2000円程度です。
外科的治療
重度の顎関節症の場合、手術が必要になることもあります。患者さんの約2~4%が対象となり、保険適用でも数万円以上の費用がかかります。
歯科矯正
歯並びや噛み合わせを根本的に改善する矯正治療は、基本的に自費診療で100万円程度かかります。ただし、外科処置を伴う歯列矯正は特定の条件を満たせば保険適用となり、40万円ほどで受けられます。
治療期間について
症状が軽ければ1回の診察で改善することもありますが、根本原因を改善しなければ再発のリスクがあります。一般的には3~6ヶ月の経過観察が必要で、定期的な検診を受けることが大切です。
顎関節症の治療は、ほとんどの場合健康保険の適用を受けることができます。