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【コラム】ホワイトニングで歯がもろくなるって本当?

ホワイトニングで歯がもろくなる?

ホワイトニングでは、特定の薬剤を使用して歯を白くします。そのため、一部の方は「歯にダメージがあるのでは?」と疑問を抱くことがあります。
結論から言うと、適切な方法でホワイトニングを行えば歯がもろくなることはありません。
歯科医院でのホワイトニングは、安全性が確認された薬剤を使用し、歯を削ることもないため、歯の構造にダメージを与えることはありません。ただし、まれに一時的な知覚過敏や歯茎の刺激が起こることがあります。

ホワイトニングが歯に悪影響を与えると言われる理由

1. 知覚過敏の症状が出やすい

ホワイトニング後に、冷たいものや熱いものがしみることがあります。これはホワイトニング剤がエナメル質に浸透し、一時的に歯が敏感になるためです。

2. 歯茎に痛みが出ることがある

ホワイトニング剤が歯茎に付着すると、刺激によって一時的に痛みを感じることがあります.

3. ホワイトニング剤の成分に対する誤解

ホワイトニング剤に含まれる「過酸化水素」や「過酸化尿素」は、正しく使用すれば歯にダメージを与えることはありません。

ホワイトニングを安全に受けるためのポイント

1. 事前のカウンセリングを受ける
相談例

・どのくらいの白さになるのか?
・施術後に痛みはあるのか?
・効果の持続期間は?
・ホワイトニング後の注意点は?

2. ホワイトニング後のケアをしっかり行う

ホワイトニング後は歯の表面が一時的に敏感になっています。特に施術後12~24時間は、色の濃い飲食物(コーヒー、ワイン、カレーなど)を控えることが推奨されます。

市販のホワイトニング用品は安全?

市販のホワイトニング用品でも歯を白くすることは可能ですが、歯科医院でのホワイトニングとは異なります。

市販ホワイトニングの特徴

• 歯の表面の汚れを落とす効果がある(漂白効果は弱い)
• ホワイトニング効果は一時的なもの
• 適切な使用方法を守らないと、知覚過敏を引き起こすことがある

より高いホワイトニング効果を求める場合は、歯科医院での施術が推奨されます。

やってはいけないセルフホワイトニングの例

• 重曹やレモン汁で歯を磨く → 酸でエナメル質が溶ける
• メラミンスポンジで歯をこする → 歯の表面が傷つく
• 海外製の強力なホワイトニング剤を自己判断で使用する
→ 日本人の歯には刺激が強すぎることがある

これらの方法は歯を傷つけるリスクがあるため、絶対に避けましょう。